2007,年8月15日 

 

サーキット走行の注意事項
真夏の暑さを吹っ飛ばせ!! NAITOの「ドライビングを楽しく学ぼう、遊ぼう」IN タカタ
皆さんがこれから色んなサーキットを経験する上で役に立つと思うものをピックアップして、配布しました。臨機応変に対応してくださいね。
 車輌注意事項
イベント当日の車輌に関する注意事項です。 安全と円滑なイベント進行の為に、厳守願います。
ウインカー等の破片飛散防止の為、ランプのテーピングを行って下さい。
タイム計測用の発信器は、助手席側の窓ガラスにガムテープにて固定して下さい。
車内の可動物は全て取り外して下さい。 CDケース、レーダー、フロアマットなど。
運転席のみならず、人が乗る席の窓は必ず閉じ、ドアロックは解除して下さい。
受付でお渡しするゼッケンは周辺全体にテープを貼り、左ドアに確実に固定して下さい。
 走行注意事項@
 イベント当日の走行に関する注意事項です。 安全と円滑なイベント進行の為に、厳守願います。
走行はあらかじめオフィシャルから配布されるグループ分けとタイムスケジュールによって進行します自分のゼッケンをよく確認して走行時間前にはピットロードに整列しておいてください。整列順はゼッケン順ではありませんので、準備の出来た方から整列して下さい。
ピットレーンよりオフィシャル、もしくはグリーンシグナルに従ってコースインして下さい。
走行中のサイドブレーキの使用は禁止します。
コースインから直後2周目位までは、タイヤと路面の感じをみる為、7割くらいの感じにしましょう。 全開アタックはそれからにしましょう。
各走行枠内でアクシデントが有った場合 (レッドフラッグ等による中断) 、走行時間の延長はありません。 他の参加者全員に迷惑が掛かりますので、トラブルが無い様に理性を持った走行をして下さい。
走行中はコースのスタートライン付近にてオフィシャルが必要に応じて提示するフラッグに注意して下さい。 走行者側とイベント運営側の唯一の意思疎通手段になりますので、安全の為に必ず見るようにして下さい (フラッブの種類・内容については別図参照)。
 走行注意事項A
複数台で走行する走行会で必ず起きる、追い越し、追い抜きの注意事項です。
追い越しする場合
追い越しをする場合はパッシングを行い、前方車輌に追い越す意思を伝えて下さい。 また絶対に無理な追い越しはしないで下さい。 直線区間でのお越しを推奨します。
進路を譲る場合
追い越されるなどの進路を譲る場合は、現状の走行ラインを移動せず、ハザードを出して追い越される意思を後方車輌に伝えて下さい。 そのさい、ミラーで後方車輌の動きを確認して下さい。
追い越し・追い越される時のマナー
例えばあるコーナーで速い車がアウト側から、イン側の遅い車を抜きにかかる時を想定しましょう。 その時、イン側の車はコーナーでアウトにはらんでアウト側の車のラインを塞いではならない。 また、アウト側の車はコーナー途中でイン側の車にかぶせるようなラインで、走行ラインを塞いではならない (その瞬間、ライン取りに制限がつくということです)。 『 イン側に寄らないと抜けない様であれば諦める 』 、また 『 アウトのラインを取らないとブロック出来ない様なら抜かせる』 という事です。 最後に 『 相手は周りを見ていない 』 ぐらいの慎重な気持ちで、走行して下さい。
 走行注意事項B
あっては欲しくないですが、走行中のトラブルについての注意事項です。
走行中の車輌トラブル
走行中に車輌が 『 何かおかしいな? 』 と感じたら、ウインカーを出して、スローダウンして下さい。 コースの端をキープしたままピットに戻って下さい。 もしくはコース外に停車して下さい。 オイル漏れ等の場合、その後のイベントが中止になる可能性と、多額な請求がある場合があります。
コース内・外での停車
車輌トラブルによる停車、もしくはコースアウトによるスタック (自力脱出不可) の場合、ヘルメットを被ったまま車輌から離れて下さい。 そのさい走行車輌に十分注意し、コース外側もしくはガードレールの外側に出てください。  決して車輌付近に残り、車輌点検などはしないで下さい。 また車輌から降りる時は、グラベル (コースの外) に近い方のドアから降りる事を推奨します。 
 走行注意事項C
走行会で必ず行うピットイン、ピットアウトについての注意事項です。
ピットインについて
ピットに戻るさいには、最終コーナー付近からウインカーを出し、後続車にピットインの意思を伝えて下さい。 直前でのピットインは決して行わないで下さい。
ピットアウトについて
ピットから出る際には、ピット出口のオフィシャルの指示に従い(いない場合はバックミラーを確認しつつ出口のライン前で一時停止)、ウインカーを出してコース上の車輌にピットアウトの意思を伝えて下さい。 1コーナを抜けるまではコースの端を走り、いきなりイン側にラインを取る事は絶対にしないで下さい。 またピットアウト後の1周目は、タイヤ温度の変化もおこっていますので、十分に注意して走行して下さい。 
走行終了に関して
走行時間が終了しますと、スタートライン上のシグナルが 赤 に点灯し、オフィシャルがチェッカーフラッグを振りますのでスタートライン通過後に速やかにスローダウンしクーリング走行をしつつピットロードよりコース外に出てください。その際、そのまま徐行にてご自分のパドックにお戻りください。 

旗の説明
以下の説明は走行会などでよく使用される場合の意味を紹介しています。 モータースポーツ法典記載の正式なものではありません。 また、実際によく使われるのは 『 チェッカー ・ 黄旗 ・ 赤旗 ・ オイルフラッグ 』 の4つだけという場合がほとんどです。
名称 走行会やイベントで使われる時の意味 (正式ではない)
チェッカーフラッグ レース・競技終了を示す旗。これを受けた後は黄旗が出され、追い越し禁止で周回し、ピットインしなければならない。
チェッカー旗 チェッカーに気付かず、そのままアタックを続けて2度チェッカーを受ける事をダブルチェッカーといい、タイムスケジュール遅れの原因となりますので注意して下さい。
イエローフラッグ 危険を知らせる旗で、追い越し禁止。 この旗が振られる(振動と呼びます)とさらにスローダウン。(1本振動、2本振動などのバリエーションがあり、危険度を細分化する場合がある。)
黄旗
レッドフラッグ 競技中止を示す旗。 コースを塞ぐクラッシュなど重大事故などでレース・競技の続行不可能な時などに振られる。即停止、又は最徐行でピットへ戻らなければいけない。事故処理が終わり次第、再スタートする。
赤旗
オイルフラッグ コースが滑りやすい時に出される旗。オイル・砂・水などがコース上にあり滑りやすい事を示す。
赤縦縞黄旗
グリーンフラッグ コースイン合図、黄旗などの規制区間の終了(コースクリア)を示す旗。ここからコースが安全で通常走行可能の意味で使用される。
緑旗
ブルーフラッグ 追い越し車両(上位周回車)・速い車両の接近を示す旗。通常は周回遅れの車両に出されるものだが、明らかに速度差のある速い車両接近の場合でも使用される。この旗を振られた車両はラインを譲らなければならない。
青旗
ホワイトフラッグ 緊急車両(救急車)など、低速走行の車両が前方に有る事を示す旗。
白旗
ブラックフラッグ ルール違反や危険車両に出される旗で、通常ゼッケン番号と共に表示される。(かわりに指さされたりもする) この旗を振られるとピットに戻って停止しなければならない。
黒旗
オレンジ黒旗 メカニカルトラブルが発生した車両に出される旗で、通常ゼッケン番号と共に表示される。(かわりに指さされたりもする) この旗を振られるとピットに戻らなければいけない。修理後に再スタート出来る。
オレンジディスク
オレンジボール
 最後に・・・
サーキットは公道とは違い、「車優先」です。  通常、人身事故が起きても悪いのはヒトの方であり、事故に遭うような所に居た人間の方が悪いということになるそうです。 ですが事故は事故。 起こせば事故にかわりありません。 サーキットだから責任が無いわけではありません。各自。責任を持ってモータースポーツを楽しみましょう。

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