やっと自叙伝 | - 2013/09/23
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******************************************** 自分的には、ディレッツァに対して闘志は燃やしてはいたのです(笑)。 4月〜9月で、15回は練習に行ったと思います。 去年と同じくらいかな ガソリン代がキナツだけで完全にサーキット専用で毎月、2万以上は充分にかかっていたかな 日帰り旅行はもちろん、化粧品も洋服も我慢我慢!!
タイヤは、中古セットを安く源さんに分けてもらい、3セット無くなり、最終的に前日と当日で新品を6本おろしました。 その他にも、ナイトー自動車に走りに行ったあとは毎回、整備していただいて、本当に感謝します。 気持ちよく走れるように、不安が無いようにしてくださり、ありがとうございます。
もしも、努力がお金で計られるなら、自分の収入から考えると、努力していると思ってもらっても良いのかなと思います。 しかし・・・
去年に比べて、練習に行ってもなぜな気持ちに覇気がありません、自分の集中力が高まっていかないのがすごくわかります。 走りに行ける日には、雨続きで、思う練習ができませんがそれでも、かなり行きました。 8月末に行った時、久々に源さんがナイトーランサーで走るよと言って下さり、私の気持ちが高まります。 ナイトーランサーの後ろを走るのは5月のディレチャレ以来で初めてです。 朝、1本だけしか走らないと言われ、その時しかありません。 いつも、練習にいっても、その日の終わりに、一番良いタイムが出る私が 朝一から、タイムを出すのは難しいですが、 タイムは出る!!走れる!! と自分に言い聞かせ前日から気持ちを高めていきます。 ここのところ、走りこんでるのだから大丈夫!! 私は乗れてる日とそうでない日で全く朝の走りが違います。 タイヤテストも兼ねていますし、とにかく付いていくしかないのです。
9時になり、源さんが「行くよ!!」とすぐにコースイン スタートして1周走りましたが、源さんはコースからピットアウト ??どうしたのだろ?と思いながらゆっくり1周周回、そこで源さんがまたコースイン。前に出て下さり、またスタート 源さんに必死でついていきます。 いつものように、2コーナー、3コーナーと、なんとかついていけます。 ここからが問題 苦手の4コーナーの立ち上がりから、5コーナー、6コーナー なぜか、ついて走れます!? 源さんがいつものように私に合わせて、私の速度にして下さり、引っ張って下さっているのかな?? とにかくそんな事はわからず、もう1本続けてアタック その時は、60.0くらいだったと思います。 ピットに戻ると、急きょ休みで観戦に来られていた、M戸君が、タイムが出ましたね。おめでとうございます!!って言って下さいました! え?さっきはダメだったよ?って言うと、源さんが57秒で、ベストを出したその周に、キナツ号も出ましたよって 58.3 え?って思ったら、少し遅れてこられていたよりさんも出たねって言って下さいます。 それで事務所に行くと、スタッフの方たちも、出ましたねって言って下さいます。 そこからは、皆さんが走られるのをずっと見ていました。 自分でも信じられません。 その後、1度だけ自分だけで走りましたが、近いタイムも出ません。 なんなんでしょう。 まぐれか・・・ 電光掲示板もタイム表にも表示されていたし、 皆さんもちゃんと見て下さっていたし、 源さんはもちろんコース上だし そして、その後、9月初めにも練習に行きましたがいくら一人で走ってもタイムは59秒後半くらいしか出ません。 そしてディレチャレの4日前の火曜日にナイトーの皆が行くと言うので行きました。 もう練習しかありません。しかし、いざ走り出すと気持ちがのらずダメダメで、皆も呆れ顔(笑) なんか、燃え尽きた感もあります。 何とか自分を奮い立たせます。 出たタイムは59.0 しかし、そこで源さんのナイトーランサーが壊れてしまい、不調で、それどころではなくなります。 とにかく直さなければ 直らなければ、キナツで走って下さいと言いました。 とにかく直るように色んな可能性を考えます。 そんな中、ディレチャレ関係者のお客さまが、来広されました。2日間、源さんは山小屋に泊まっていただいて観光アシストしました。 源さんは、車が直ると信じています。 木曜日に直ったかもと連絡があり、源さんは、次の日の走行会前に、山口まで夜な夜な車を取りに行き、ナイトー自動車ラジアル練習会でテストです。 前日の練習で、私はとにかく、皆さんの迫力にかなり負けています。 ゴール旗をふりながら、皆さんの走りを見ていると続々とすごいタイムが出ます。 私は、途中から走りましたが59秒前半 こんなものでしょう。 それでも走行会を進行しながらですから、もうこの辺りで走るのは止めて その間、どんどんとディレチャレの面々はタイムを縮めて、コースを攻略されていきます。 データロガーやビデオを撮られていますが、帰って夜に見るのではありません。 1本走っては、分析し、また1本走って前と比べる 1本1本、走りを変えて、走りをチェックする。 すごく細かくテストされます。車をタカタ仕様に変更されたり、走りを見つけたり もうそれを見ているだけで、自分は自分らしさを忘れていきます。 この時、すでに戦いに負けています。 しかも、これでは入賞はかなり危険です。 今日走ってない、たっちゃんもK原くんもK玉くんも58秒は出るはず そんな中、皆さんが当日も新しいタイヤを使用すると言われるので、私もさらに新しいタイヤを2本投入してしまいました。
そして当日 源さんが私のために、提案話をしてくださいます。 練習クラスが、源さんやたっちゃんとは違うグループになっているのだが、あんたはどのくらいのタイムが出て、タイムアタックのクラスはどちらのクラスになるか って
いや〜・・・、一人で走って、・・・、微妙だと思います。 2グループになるのなら、僕もテストだけして、2グループで走ろうか?引っ張ることできるから でも58秒には一人では絶対に出ないしポーターライン上だと思います。 ・・・、出来れば1グループに入りたいし やはり微妙 ありがとうございます、いいです、源さんは勝たなきゃいけないし それで源さんの運気の何かが変わってはいけないので 自分のことだけをしてください と言います。 その時点で自分は、何か、捨ててしまったのかもしれません。 お願いして、引っ張ってもらうべきだったのかもしれません。 でも、やはり走行結果からみると、源さんは勝てたものの、2番の方との差を知りながらアタックが出来るので、その方がよかったと思います。
練習はダラダラ、一人で皆のペースと合わせれずアタックを続けます。気持ちものっていません 何をやっているんだろ やはり境目の、2グループです。
そんな中、昼休みに、熱中症症状が出ます。 手がつっています。水分をしっかり取ります。 そんなことをしていると支度が遅くなり 1本目は、時間がなく、あせって最後にコースイン 2周目にアタック始めましたが、クリアとれず そこからダメダメ 1周走って、エアチェックしてもらうためピットロードに行くと たっちゃんに頼まれて、KUBOTAくんが待機していてくれました。良かった!! しかし、自分の思いのエアよりかなり低いです、上がっていません。 やばい もう一度アタックして それでも59秒4?6?でアタックを終了しました。
それで2本目は、再度タイヤを冷やしましたが、少しエアを上げます。 自分も手がつっていましたが、それよりタイヤを冷やさなければ・・・ それがきっと失敗だったと思います。 1本目よりタイヤは冷やしきれていないし、今度はそのままで良かったのだと思います。 2本目は、S地くんの後ろを走ります。 1本走って、そこからクーリング またアタック 4コーナーで、2速に入れるところで4速に入ります。 またアタックをやめてまたアタック また4コーナーで4速 またアタックをやめてまたアタック また4コーナーで4速 キナツに頑張ってねとお願いしながら、3回アタックを失敗して、1周完全にクーリングしてまたアタック、しかし集中力がなくて、やめました。 エアもすごく上がっているはず しかし、エアチェックも誰にも頼んでいませんでしたので、走るのもやめて、 タイムは1本目のタイムのみ ここ何回かの走行で一番悪いタイム 自分が情けなくて、涙が出ます。 これまでの走りならば、普通に59秒前半は出るはずが そして、ピットに戻ると、右足がつって車から降りれません。 足先からつってる部分がどんどん上に上がってきます。 源さんたちが走っているから、タイムのサインを出してあげなければいけないのに、おりれません。 一緒に走った隣のパドックのO和Jrくんに、水をお願いします。 けれどいくら飲んでも効き目が出ないので、今度は、クーラーボックスから塩を取ってきてもらいました。 少ししてやっと歩けるくらい良くなり、源さんたちの走行を見ます!!あと数分です。 やはり私はこの空気に飲み込まれてしまったのだと思いました。 皆、確実にコンマ01ずつ縮めてこられます。 ただただ走るだけではいけないのです。 残り5分ほどを見せていただきました。 あとで聞いたのですが、ギヤが入らないのは、熱中症の症状らしく、あんなに体がつってよく倒れなくて良かった、かなり危険な状態までいっていたみたいです。
あっ、最後に技術委員長賞、いただきました!! 女性は一人だったし・・・ この瞬間に唯一、女性だからと言われた気がします。
運転に、男女の差ってあるのかな〜 女だからもう良いのかな、誰も言わないもんな(笑) とにかく次からは、体力をつけます(笑)、去年も、2アタック目は、へろへろになっていました。 また精進して努力を続けます。 58秒がちゃんと出せるように、皆に嘘だと言われないように(笑)
最後に ディレチャレに出る全国を代表する速いドライバーは
自分の車がノーマルだとか、ブーストアップだからとか、タイヤ細い?タイヤが減っている?がどうとか、自分の車は、ああだからこうだから、など、そんなことは絶対に言わない 言い訳なのか、それでこのタイムだから、遠回しに自分は速いと言いたいのだろうけど 同じフィールドで走る以上、自分の用意できる車で一番を狙う。 車も腕も、それが自分の力だから その車で戦おうと決めたのなら、それも自分の実力です。 ディレチャレメンバーは、その車を、そのコースに合った車を練習でセッティングし、限られた時間で造り上げ、さらに、本番で最高のパフォーマンスをして結果をだす。
本当に気持ち良いです。 本当に格好良い!! 技術をすべて繰り出します。
他人のことをとやかく言う人はいません。 負けたことを認め、自分より速いドライバーを、敬い、勝利を祝福する。
私は、皆さんと同じ場所にたてて、戦わせていただけたことを、誇りに思います。 ありがとうございます。 そして、こんな大会を企画して下さる、大井さん、ディレッツァ事務局、ダンロップの方々に感謝します。
ナイトー自動車の皆さん、ありがとうございました。
そして、タカタサーキット、ありがとうございます。
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