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『オールドスターを終えて（司会；アナ西元）』
皆、今の生活もそれなりに充実しているのだろう。あの頃に比べ結婚した人もいれば、子供ができた人もいる。退職した人も再就職した人も、未だプータローの人もいる。しかしこの日だけはあの１０年前に戻ったのかもしれません。情熱の全てをジムカーナに傾けていた日に。
他の方々のことは良く分かりませんが、自分のことを少々書いてみたいと思います。
１２〜３年前、師匠中村一伸ジジイと一緒に全日本を回り、アナウンスで認められ始めた時です。とにかく楽しくて楽しくて仕方ない時期だったような気がします。中国はじめ全国で友人ができ、イベントのたびに顔を合わせてバカ話をする。全日本の前日は、常に焼肉だったな。友達の友達は皆友達だって感じで、ドンドン和が広がっていきました。生活の中心がジムカーナだったような気さえします。
あれから時間が経ち、私も年を取りました。会社でも家庭でも責任が増え、無茶もできなくなりました。ジムカーナ界から少し離れ、現在はダートラ中心に活動している今、あの頃の思い出は、全てが美化されて？いい思い出となっています。あの頃では感じなかった仕事での強大なストレスと戦う毎日の中、この話を聞いた時には本当にうれしく思いました。１日限りだけどあの頃に戻れるんだな・・・と。
誰もがあの頃に戻り、心の底から笑いました。あの一日だけは、皆１０年前に戻っており、そして誰もがこう言いました“あの日集まって、本当によかった”。
色々書こうかと思いましたが、どんな文章で表しても、我が文才ではあの楽しさ・懐かしさは表現できない事に気が付きました（笑）。ただ自分の感じることは、あの時間が宝物であり、あの集まった皆が宝物であること。
次はまた、10年後かな？。毎年やったら面白くないよね。 |
 アルバムはこれから追記していきます。もう少し待ってくださいね。 |
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