アナ西元さんの裏技 〜レーシングスーツデザイン |
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アナ西元さんのマルチを知るのは本当に奥が深い気がします。どこまでいくか判りませんが(笑)、第二弾が登場します。 チームHiroshimaのレーシングスーツをデザインされました。 レーシングスーツはとても高価なものです。それを全日本選手のために格好良くデザインしなければならないということはかなり大変なことだと思います。 2005.3 |
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ヘルメットのデザイン&色付けに続いて、”アナ西元のチームHiroshimaスーツのデザイン”の紹介です。 しかし、服のデザインほど難しいものは無いですね。 何度経験しても、なかなか上手くいかないのです。 チームHirosimaのスーツは、今回で3回目のデザインです。 しかしまだ満足いかないのです(笑)。 |
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(スーツ1) 今回は毛利醸造(カープソース)の協賛があるので、そのマークを入れることと、マークのイメージカラーの赤を使うことが前提です。 なんとなく、グレーと黒を入れて原案ができました。 これをいつものZip’sで具体化してもらいます。 |
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(スーツ2) ここで問題が発生!。FIA公認の布を使用しようと思えば、染色の関係で使用できない色があります。Zip’sの”のむやん”と話をしながら、何点かバージョンを作ってもらいます。 このイメージは、白赤バージョン。 しかし、某ブレーキメーカーっぽいので却下! |
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(スーツ3) グレー部分をネイビーにしてみます。 画像じゃイメージしがたいけど、ネイビーはちょっと違うなって感じです。 |
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(スーツ4) で、メリハリつけるために、黒にしました。わき腹部分は、黒のラインにして、少しでも細く見せるようにしました(笑)。 本当は陽の当たる所に黒を使用すると、紫外線の関係で色が飛ぶ(白ける)ので余り使いたくないんですよね。 HiroshimaスーツNo2では、白/黒だったんですが、皆最近は黒部分が茶色になってしまったんですよね。 |
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(ロコ゛1) スーツ全体のデザインを決めると同時に、胸の字体も決めなければいけません。 胸の柄は一番目立ちますが、我々のHiroshimaメンバーは、ショップもタイヤもショックも全て違い、共通項目は地名しかないのです。 で、”Hiroshima”って入れています。 今回採用案は、きわめてベーシックなものに決まりました。 今回”カープソース”って案もありましたが・・・まあ、今までどおりの英文字になりました。 ”カープソース”は、マークとワッペンになりそうです。 そういえば氏名と血液型も刺繍します。 前回までは国旗(日の丸)と平仮名、漢字など使っていましたが、今回は筆記体の英語です。場所は腰にしました。 |
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(BST) これを機会に、お世話になりますBST(ボデーショップタカタ)のワッペンも作り変えます。社長には事後承諾で、勝手に作ります。 5枚製作し、013、源さん、おいらがこのワッペンを貼ります。 残り2枚はBST息子のGO君と社長に寄贈しました。 ちなみにこの費用は、普段お世話になっている源さんとアナ西元の割り勘でした。 |
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(スーツ5) (これはこの前送った画像を使ってください) 最終案がこれです。 ショルダーベルトに黒のパイプ処理(縁取り)にしました。 ソフトネック採用にしました。お世話になったZip’sの刺繍も入れてもらいます。 最終案をみて、近畿の某ショップ系に似ているかな?とおもいましたが、まあいいでしょう。 この色合いは013以外のHiroshimaドラのタイヤの色を連想させますし、013は黄黒タイヤですが、近畿の某ショップの全日本ジのドラは黄黒タイヤですから・・・。 Hiroshimaの面々には、このデザイン画はほとんど見せていません。 見せても見せなくても、文句言われますから 同じ言われるなら見せない方が良いでしょう(笑)。 |
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H17.1.29 「源さんはチームHiroshimaの仲間にいれて もらえることになり、アナ西元さんは採寸に 来て下さいました。 測るコツを心得ていらっしゃいました。 細かく細かく何箇所も測られました。」 |
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さてこれが完成写真です。 デザイン画像に対して、実物はどうでしょう?。 モデルは源さんとアナ西元です。 同じような”超日本人体型”の二人です(笑)。 オーダースーツ(西元測定)なので、フィット感は問題ないです。 一応カープソースとは3年契約の予定です。 3年間は大切に使わなければ。 ・・・というより、3年間は体型が変わらないようにしなければ(笑)。 全国のサーキット、ダート場など、このスーツを着た選手が活躍する事を思い浮かべて、にやけてしまうのはおいらだけかな?。 (撮影協力:お好み焼き「一菜」) |
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以上簡単にレポートしました。 ちょっと高価なものなので、誰でもやってみよう・・・って訳にはいかないかも知れません。が、オーダーでオリジナルスーツってやはり気分が良いですよ。 デザインに自信が無くとも(おいらも無いけど)、Zip’sで相談にのってくれるので、イメージを伝えれば絵になってきます。 仲間で同じスーツって、それだけでモチベーションはあがります。 ちょっと頑張ってみませんか?。 (By Nishimoto) |