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2003 SPEED STAR CUP GYMKHANA IN HIROSHIMA
全日本ジムカーナ選手権 Rd.4 in スポーツランドTAMADA

ジムカーナ
スピード行事第一種に属するモータースポーツです。
ジムカーナとは、決められたコースをいかに速く走るか競う競技です。
コースにはパイロンが置かれ、そのパイロンに車が接触すると1本に付き5秒の加算があります。
その他タイヤがコース外に脱輪するとタイヤ1本に付き5秒の加算となります。
コース内には何人ものコースオフィシャルがおり車の動きを見ながらパイロンタッチや脱輪をチェックします。

The Naito Fanの久保田さんと田中さんの両名は、出場したい気持ちを抑えてコースオフィシャルをやりとげられました。意義のある楽しいイベントだったと言われていました。ご苦労様です。

タイムは1000分の1秒を競う世界のもので厳しいクラスでは1秒の中に10人くらいの選手がひしめきます。レースのように同時に何台もが走り見れば誰が一番か判る競技とは違い、一台一台が走り、クラスごとの選手全員が二回走って初めて誰が一番か判ります。ちょうど100mを一人一人が走り二回走って、一番を決めるようなものです。前日には公開練習があり本番のコースに近いのも?を走ります。選手はそこで、コースの雰囲気や車の調子を確かめます。公式車検も最近では前日に行われたりします。当日は朝早くから選手は集まり、公式車検などと併せて慣熟歩行が行われます。

決められた時間内に何度も歩いてコースを覚えるだけでなくラインを見つけていきます。

慣熟歩行とは、本番に車で走るコースをドライバーたちが歩きます。ほとんどの選手は歩くことでコースを覚えながらブレーキングポイントやコース取り(ライン)などを研究します。慣熟歩行は午前の1ヒート前と午後の2ヒート前の二回あります。

開会式・ドライバーズブリーフィング

その後、開会式、ドライバーズブリーフィングで選手にコースの説明などが行われ、いよいよ本番です。午前と午後で二回の走行がありそのどちらか速い方のタイムがその人のベストタイムになります。クラスが排気量他で区分されていて6位までが入賞となりますが10位までの選手にはポイントが与えられ、それぞれのシリーズの有効ポイントで年間優勝者も決まります。クラス分けや車両規定などはJAF国内競技車両規則に適合した車両でジムカーナN車両(N1, N2, N3, N4)、S車両(S1, S2, S3)、D車両となっています。

この全日本選手権シリーズは全九戦、全国各地区(A〜H)で約一戦ずつ行われておりますが、ジムカーナのトップドライバーたちにしか選手権出場は出来ません。全国の強豪たちの白熱した戦いが間近に見れるチャンスはそうそうないと思います。

観戦者もプログラム内のエントラントリストを片手にアナウンサーの選手紹介を聞きながら、選手の気持ちになって見れば、興奮や緊張も伝わり、速いとか遅いとか上手いとかすごい、そしてミスしたのかな、車が曲がらないんだななんていうところまで解ってくると思います。特にN車両はナンバー付きの車両で一般の道路をふつうに走っている車です。車をあやつる選手たちの技量がわかっていただけると思います。

2003 SPEED STAR CUP GYMKHANA IN HIROSHIMA
全日本ジムカーナ選手権 Rd.4 in スポーツランドTAMADA


日時 平成15年5月31日 (土) (公開練習)
          6月 1日 (日)  

場所 スポーツランドTAMADA
    広島市安佐北区大林町2137-2


■コース図

コースはとても複雑で同じところを何度も通ります。しかし、次に向かう場所によりそのラインは通るたびに変わります。全体のコースを頭でとらえ、イメージして水が流れるように一つの流れにしていくと源さんはいつも言います。



■全日本ジムカーナ選手権第4戦 公式プログラムより「みどころ」の抜粋

2003年、最速競演!!
レギュレーションの大幅変更、熱いバトルを見逃すな!


 全9戦でチャンピオン争いが繰り広げられる全日本ジムカーナ選手権も、スポーツランドタマダを舞台とする第4戦で中盤戦に突入。ツインリンクもてぎでの開幕戦から、愛知のキョウセイドライバーズランドでの第2戦、そして宮城のスポーツランド菅生での第3戦を経て、全日本の強豪たちがタマダへと乗り込んでくるわけだが、開幕3連勝をあげている選手が3人もいる一方で、毎戦のように勝者が変わってタイトルの行方が予測できないクラスもあり、ここタマダでの戦いはさらに白熱することは間違いない。

 今年からジムカーナ競技のレギュレーション(JAF国内競技規則と車両規則)が大幅に変更され、従来のナンバー付き車両のAクラスがNクラスに、ナンバーなしの改造車クラスのCクラスがSクラスへと移行。Nクラスは改造範囲が従来のAクラスよりぐっと狭まり、マフラーなどの吸排気系もノーマルのままで、サスペンションもブッシュ材質の変更等が許されず、さらにタイヤ幅もカタログ値プラス・マイナス1サイズといった規則が導入される。一方のSクラスでは、従来のCクラス者利用とほぼ同じ改造範囲のナンバーなしのSC車両に加えて、車検を取得できる範囲での改造が許されたナンバー付きのSA車両が混走。現状ではナンバーを切ったSC車両が主流となりつつあるが、昨年までと違ってスリックタイヤの使用が許されなくなり、公道走行も可能なセミレーシングタイヤ(Sタイヤ)での走行となる。

 さらに各車種ごとに最低重量もキッチリと定められ、開幕戦から会場では車両重量の測定も行われている。また、タイヤの使用制限も新たにとりいれられ、決勝日に使えるタイヤを4本に制限。急激な天候の変化などで協議長が許可した場合以外は、1本目走行後にタイヤを変更もしくは裏組み等を行った場合は2秒のペナルティが課せられる。

 そして安全規則さえクリアしていれば、ほぼ改造制限なしのDクラスは昨年までと同じ車両規則のままで、車両重量400kg程度のフォーミュラタイプのマシンが主流となっている。もちろんスリックタイヤの使用が可能で、コースによってはNクラスやSクラスより10秒近く速いタイムでゴールすることも。タマダの難コースを果敢に攻めるDマシンの走りも見逃せない。

 というわけで、昨年までより1クラス多い8クラスでそれぞれタイトル争いが繰り広げられる全日本ジムカーナ選手権。難コースと言われるタマダを果敢に攻める、全国から集まったトップコンテンダーたちの熱い走りをたっぷり楽しむことができるはずた。(抜粋)


■クラス区分(過給機×1.7)

N1クラス 2輪駆動/4輪駆動を問わず1000CC以下の車両 ヴィッツ、マーチ、ミラなど
S1クラス 1600CC以下の2輪駆動のS車両 マーチ、シビック、シティ、CR-Xなど
N2クラス 1000CC以上のFF(前輪駆動)車のN車両 スターレット、インテグラ、CR-X、シビックなど
S2クラス 1600CC以上の2輪駆動のS車両 スターレットターボ、RX-7、インテグラ、MR-S
ミラージュ、ロードスター、シビックなど
N3クラス 1000CC以上のFR(後輪駆動)車のN車両 S2000、MR2、RX-7など
S3クラス 1000CC以上の4輪駆動のS車両 インプレッサ、ランサーなど
N4クラス 1000CC以上の4輪駆動のN車両 ランサー、インプレッサなど
Dクラス 排気量区分なし

The Naito Fanの武島さんと宮崎のレーシングファクトリーヤマモトの皆さん
The Naito Fanのステッカーを貼って熱い走りを見せてくださいました

クラス
出身地
氏名
車名
1Try 2Try BEST 成績
NI
広島県
武島知之

タイヤ館ヒロナイトーヴィッツ 
1.56.924
  (P1)
1.41.707 1.41.707 6位
S1
宮崎県
山本克利

YHエナペタル小山SPMシティ
R 1.29.596 1.29.596 6位
N2
宮崎県
山口浩司

TYエナペBPFSSインテグラ
1.31.315 1.31.685 1.31.315 13位
N2
宮崎県
狩生康裕

SPM・ヤマモト・インテグラ
1.31.710 1.36.873
  (P1)
1.31.710 14位


イベントの様子

S1クラス2位入賞
根尾貞克さん(富山)
EK9
オートバックスブリッドシビック
BEST 1.27.733

今年はオートバックスカラーのシビックでフル参戦のようです。かつては内藤さんと楽しいライバル争いをしていました。
当時、奥さんとプライベートで遊びに来てくださいました。
N3クラス優勝
山野哲也さん(茨城)
AP1
Asgent55S S2000
BEST 1.27.162

いつも周りを気遣い、ファンの方たちと話しをされたりサインや握手に応じてくださいます。いつまでもやさしい雰囲気は変わりません。今年も後半からはGTにスポット参戦する予定ですと言われましたので皆さん、応援してくださいね。
01-GPの時もGTの時も源さんを見つけたら声を気軽にかけてくださり「同じ土俵で戦った仲間です」とおっしゃって下さいました。
Naito FanのNishikiori君も記念写真をお願いしたら快く写ってくださいました。
N3クラス7位
菅沼隆一さん(富山)
FD3S
アドバン菅沼自工K-1・RX7
BEST 1.29.199

松本さんを通じて去年知り合いました。奥さんの一生懸命なサポートに頭が下がります。これからどんどん上を狙って頑張ってください。
N3クラス11位
松本 敏さん(愛知)
AP1
PRSアドバンK1 S2000
BEST 1.30.089

源さんのかつてのライバルです。その当時は若かったはずなのにいつでもお付き合いして下さいました。いまでも若い全日本ドラです。去年はプライベートでもこちらに遊びに来てくださいました。
源さんが遠征や仕事で中部方面に行くと必ず会いに来てくださいます。
S3クラス優勝
谷森雅彦さん(岡山)
CP9A
アドバン森本戸田GABランサー
1.24.458

限界を知らない激しい走りです。きれた走りというのでしょうか。いつでも出来る力をすべて出しているのが見る者にも伝わってきます。
Dクラス優勝
大澤勉さん(東京)
HB4-02
スズキスポーツ隼2&4
1.17.525

源さんは、とり肌がたったよ、僕が出ていた当時の遠藤さんの走り思い出すよと言っていました。
トラブルにみまわれた車をオフィシャルが処理します。
宮崎の山本さんのシティはシャフトが折れて1トライ目は残念ながらリタイヤです。
ため息がもれます。
会場では昼休みにSSRレースクィーンによる大抽選会がありました。
パドック(写真は準備中です)
こちらは関係者しか入れませんが、第一ヒート終了後の休憩時間はパドックウォークが出来ます。
一般の方も出場車両が間近で見れたり、真剣な選手たちの雰囲気が伝わってきます。
武島さんは全日本初出場で6位入賞を果たされました。2トライをゴールした瞬間感動で前がくもったと言われていました。その気持ちをずっと忘れずに・・・そしてまだまだ上を狙っていって欲しいです。
表彰式です。
宮崎のレーシングファクトリーヤマモトの皆さんと記念撮影をしました。The Naito Fanの新井君も一緒です、頑張って全日本に出る選手になってくださいね。
皆さん、本当にありがとうございました、おつかれ様でした。
番外編
公開練習後の土曜の夜、皆で食事をしました。いつもこれが楽しみです。初対面の人も関係なく盛り上がります。同じ趣味の人っていいですよね。こういう楽しみもあります。
にひらさんは関東からわざわざ遊びにきてくれました。The Naito Fanからは源さん、藤沖兄弟、いけちゃん、たっちゃん、久保田君に田中くんです。
山本さんの子供二人は2歳と3歳の男の子
車が大好きで長男の草ちゃんははジャッキアップのお手伝いをします。
今年、カートデビューも果たしました。
次男の琉ちゃんはお父さんが走るとき以外はバケットシートに座りっぱなしです。
後は、お父さん顔負けの名選手です。
お父さんの1トライ目のトラブルがよっぽど心に残ったのか、自宅に帰って、今まで見向きもしなかったフォーリフトのミニカーで遊んだそうです。


正式結果等イベントの紹介から報告まで全日本ジムカーナRd.4のオフィシャルHPへどうぞ


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